2005.2.15追記
では今日はまず、最終的な保安部品関連での問題である、バッテリーレスの仕組みなどをばご紹介します。
某ホットイナ○マの様な「バッテリーの補助」では無く、完全なバッテリーとしての要素が必要だと思いますのでこんな仕組みになりましたが(汗
…別に大容量なワケでは無いですが、現状の発電能力を考えるとこの程度でOKだという予感がありましたので。
ちなみに総容量は23000μF(マイクロ ファラッド)程度ですよ(汗
何故こんな小容量での作成を試みたかと言いますと、現在死んだバッテリーを搭載した状態でエンジンをかけ、アイドリングでのライトON状態でウインカーを点灯させると、一応はなんとか点滅していたからなんですよね。
これはもちろんハーネス&アースの見直しが効いているのもあると思いますけれどね。通常はバッテリーが死ぬとライトONでのウインカー点滅はほぼ不可能ですし。
なのである程度の補助的な電力を供給してやれば、ウインカーの消費電力(1個5W程度)をまかなってやれるハズだと…予想しました(汗
これでも電源ラインに直接かませると結構な効果がある様ですし。
なので単純にウインカー2個(10W)の補助だと、23000μF程度の容量でも行けるかと思ったんです。
(もちろん全部を補えるワケでは無いと思いますが)
…単純にオーディオ用キャパシタと「消費電力に対するコンデンサ容量」のみを比べるとまだ足りていませんが(汗
でもオーディオ用キャパシタがバッテリーレスで動くワケではありませんし、かなり適当な計算ですけどね(笑
実際にお店で売られている「バッテリーレスキット」よりははるかに高容量ですけど…あれはぼったく(略
しかしこの系統のパーツは、「トータル電流の容量補助」よりも「デバイス側での一瞬の電圧の降下」を補助する目的の方が強いハズなので、ウインカーの様に持続して点灯する物では無く点滅する物ならば、「一瞬の電圧の立ち上がり」の方に効果が出ると思いましたので。
(実質、「電流量」を増大・・・といいますか100%に近づけたいのであれば電源ラインの見直しの方がはるかに効果的です)
バッテリーレスKIT自体の端子間電圧も、14.4Vときちんとレクチファイアで整圧された値が供給されていましたよ。
そこそこ回転を上げても異常な電圧が検出されるわけでも無かったので、レクチファイアを通して給電されるDC電源のデバイスには悪影響は無いハズですね。
(Gダッシュの場合、ライブと違いCDIはAC電源が直接供給されますので、バッテリーでのDC12V安定化が行われずともCDIのパンクは理論上ありえないハズですし)
…バッテリーのある場所(デバイスから遠い場所)で電気的ノイズを取ってもあんまり意味は無いと思いますが(笑
適当な物をくっつけたので効果のある周波数帯も分かりませんし、当然オシロスコープとかも持ってませんしね(爆
気休め、とも言いま(以下略
現段階ではとりあえず様子見ですね。
この手の電気的な話題は言い出すとキリが無いので…いずれ改めてうんちくを作成する事に致します(汗
あ、最後に言っておきますけど…私、いっつも公言してますが
(間違いだらけの可能性が高いですよ…)
とっても長かったですが私のGダッシュ、とりあえず形にはなりましたよ。
…まだ細かい所は色々やらなければなりませんが、正直嬉しいです。
旧車と言う事で色々苦労の連続でしたが…形はとりあえずの完成とあいなりました。
Gダッシュってノーマルカラーだとカウル類は全て単色でまとめられていますので、こういった「色違い」だとどうしても潜在的にパックスのイメージが強いんですよ(笑
パックスクラブを見た事が無い方でしたら、ちょっと色の違うGダッシュに見えると思われますがね〜。
ノーマルの80/90サイズのフロントタイヤでも、ビジュアル的には少しフロントが高い印象がありますから…ステム交換で車高下げるかも(汗
とにかく立て付けが悪く、カウルステーも転倒により歪んでいる所が多々あり、4割近く「ツメ」が飛んでいるので…地獄の様な作業でしたよ。
このあたりはある意味旧車の面白いところでもあるんですが…100%元々付いていた様には付かないのが宿命です_| ̄|○
しかもGダッシュというモノは、カウル類がものすごく脆いんですよ。
なので弱いところを裏側からホットメルトで補強しまくり、なおかつ本体&フレーム側にはスポンジの応酬でとにかく全体的な剛性を持たせました。
これをやらないと…カウルが割れてももう予備がありませんからね。
ただでさえヘタっているカウルですので、弱い「たわみ」等があると全体的な剛性にものすごく影響して来ますし…
(この場合は「復元力」という意味での「ボディ剛性」ですね)
色々問題が浮上してきましたよ。
まぁこれが普通なんですけれどね…レストアと言う物は(断言っ
クランクのオイルシールはまだ重いですが、必殺の腰下チューンがかなり効いている模様ですね。
何人かの人にサーキット敷地内で試乗して貰いましたが、回転上昇の速さとレスポンスに一番驚かれました。
…個人的な記憶にあるGダッシュのノーマルエンジンと比べても、一回り上のパワーが出せていると思いましたよ〜
(まだパイプユニッシュがマフラー内に残っていたりするので上まで回しきれませんが…50km/h程度での感想です)
(あくまで現時点の妄想だけで作成した物なのでベストではありませんよ)
…エンジン系での社外アフターパーツはCDIとターボフィルターのみですよ(笑
まだまだ完成形ではありませんが、それらの部分は徐々に進めて行きたいと思います。
実はナンバーもまだ取ってませんしね(笑
これでは公式レースに出るとなるとオープンクラスしかありませんし(笑
しかし外装全体の雰囲気は、昔に憧れた「街乗りレーシングマシン」に近づけたいと思っています。
これからの課題ですね〜。
もちろんG´はレーシングマシンではありませんが…知らぬ内に「昔憧れたモノ」になっているというのはなかなか感慨深い物がありますねぇ。
ちょっと個人的に感動してしまった今日この頃です(泣
色々な方からパーツや情報のご提供を頂き、とてもお世話になりました。
この場を借りてお礼を述べさせて頂きたいと思います。
ご協力、そして応援して下さった皆様方、本当に感謝しております。
私一人の力では、ここまで上手くレストアは進められませんでしたよ。
単純なレストアに留まらず、私のノウハウも惜しみなくつぎ込んでしまったので完成までに時間はかかってしまいましたが…
ネット、リアル共に多数の方々のご協力に感謝致します。
本当にありがとうございました。
G´再生計画はひとまずココで終わりですが、チューンが進んだ場合はまた更新される予定ですのでよろしくです(笑
長い間気まぐれな更新にお付き合い下さり、どうもありがとうございました。
ついに3ページ目に突入のG´再生計画ですが…今回はもう大詰めですよ?
定番ですが、電解コンデンサを使用してバッテリーレスKITを作成してみました。
ええとですね…カーオーディオ用の12V300Wクラスのアンプの補助電源、といいますか後付けキャパシタ等だと、容量的には1Fとかの物が多いんですよね。
1F=1000000μFですので、23000μF=0.023Fになりますね。
そして装着してみると、なんとかウインカーは普通に点滅させる事が出来ました。
一応こういったコンデンサチューンの定番保険として、リップル除去のための小容量+高性能の物とパスコン用途の物も追加しています。
ツェナダイオード?で制圧効果を持たせれば良い、と言うご意見も頂きましたが…私回路図もまともに読めない人間ですので(汗
ええとなんとなく話がぶっ飛びましたが、メットインの無いGダッシュですから、少しでも積載スペースを確保したいと言うのが本音なんですけどね(笑
電気系はものすごく苦手ですので
その辺をよろしくお願い致しますね_| ̄|○
ではではでは…本日までココを見てこられた皆様方、お待ちどうさまです〜。
どっからどう見てもパックスクラブにしか見えな(以下略
…こういった足元が明るめのカラーリング、そしてカウル本体とサイドモール&ステップの色が違うと…Gダッシュ本来のカラーリングの「まとまり感」が無くなっちゃいますねぇ…
フロント&リヤタイヤもストック状態よりはデカいので…ちょっと腰高感がありますね。
で…実は最終的にカウル類を組み付ける所でかなりつまずいたんですよね(泣
実質ちょっと走らせて分かった事なのですが、ホーンが無かったりハンドルが修正したくない程曲がっていたりリヤホイールの曲がってる所はスピード出すとやはりタイヤがサスとHITしたりエアクリがサイドカバーと干渉したりシートのあんこ抜きがヘタっていてお尻が割れそうになったり(笑
肝心のエンジンは…自分で言うのも何ですが結構速いですよ(笑
ではここで、暫定的ですが現時点でのチューニングポイントをご紹介しておきますね。
おおむねこんな所でしょうか。
コンセプト的には、以前に言っていた「レーサーが普段街乗りに使っている風味」が目的だったのですが…エンジンはかなり違う方向性になってしまいました(汗
…ふと思ったのですが、よく考えると今の私本人がレースをたしなんでいますので、別段意識しなくても「レーサーの街乗りマシン」になってたりするんですけど(汗
…思えば去年の夏頃から始めたGダッシュ再生計画ですが、半年以上の年月を経てやっと形になりましたよ。
…おっと。最後にひとつ。
管理人@ねぎのリーダー