地元カートランド四国にてNEWアイテムを導入するも…事前&現地での謎トラブルに人車共にかなりダメージを
喰らってますが_| ̄|○
今回はきっちりピストンやリング等を新品にし、ヘッドも厳密に修正加工を行いエンジンを修復しました。
慣らしも我が家の敷地内を何十回も低速で走りまくり、十分に距離と走行負荷を稼ぎ万全の状態です。
…50mの走行テストが出来ないのはいつもの事なので華麗にスルー(略
という訳で今回も一番乗りでやってきましたモーターランド立川ですが。
かなり寒かったですが風が無かったのは救いと信じ、いつも通り縦氏&ひんぢ氏らと談笑して仮眠です。
さてさていつも通り何も変更の無い私のGダッシュ…ではなく、今回はモロ変更点があります。
エンジン内部は上記の通り、新品ピストン等を組み込みヘッドも再修正しきちんと組んで慣らしも行いました。
…変更点は写真ですでにお分かりかと思いますが(笑
チャンバーでしたが。
これは一番初期に使われていた物との事ですが、これも3秒台はさくっと突入しているので。
いもむしチャンバーの特性も面白かったですが、実績のある違うチャンバーも試したくなったんですね(笑
タイムに繋がるパワー感が出せずにKLSでは撃沈でしたが_| ̄|○
その汚名を返上する為、今回の立川ではさくっと炸裂させたい物ですね。
スプリングが千切れ飛んでしまったので間に合わせ(以下略
なんとなく某コンプリートエンジンをのっけて急遽作製した素敵なSSマシンですね〜
もちろん本日シェイクダウンな上にテストも兼ねているという土壇場参戦ですが(汗
そしてSA-4WR保持車のひんぢ氏のズーマー、こちらはひんぢ氏の都合が悪く昼から参戦と言う事で…
これは大変なのでひんぢ氏の気合に私も協力をって所で。
…この2台が並んでいるのが非常にかっこよかったのでこの写真ですが(笑
N氏のマシンは今回より待望のアルミフレームとなり、完成ではありませんがなんとか実働状態まで持ってきています。
ちなみにベースとなったのはREXPOWER横型一号のフレームです。
これならエンジン仕様が変わらずともパワーは上がる…ハズ(汗
SC仕様のグランドアクシスエンジンですが、こりまた四国で見るのは珍しい仕様です。
…実は前日の夜、サーキット入り口が分からなかった所に偶然私が通りかかったという(汗
確かに上り口が分からないですモーターランド立川って(笑
頑張って頂きたいですね〜
…先に結果出すみたいで申し訳無いですが、とにかく今回も余裕なしなので_| ̄|○_| ̄|○
という訳で…復活したエンジンとkozzyチャンバーの相性を見るために早速数本練習レーンを走ってみます。
…立川は練習だと50m走れないので憶測なのですが、さすがに前回のKLS戦よりはパワーは戻ってきていると
確信した上でとりあえず1本目走行です。
もちろんキャブを適当に合わせただけで、他の構成はKLS戦参戦時と全く変わりありません。
50m走行後の回転数は12400rpm、全くもっておいしいパワーバンドの下限ギリギリって感じです…
50mだとゴールライン突破のMAX=変速回転数になるので、これでは話になっていませんね。
スピードも出るわきゃないです_| ̄|○
WRをちょい軽くし、13000rpmで変速する様にしてから2回目のアタックに挑みますが…
変速回転数は12900rpmを維持するもゴールライン直前にほんのわずかにエンジンのノッキングの様な
感覚に襲われ、「???」と感じたときにはすでにゴールラインでした(汗
これでは完調でも4秒5が良いトコだったでしょう。
再加速出来ずエンジンは止まりかけになってしまい、仕方なくキルスイッチをOFFにしましたが…
この症状は実は前回のKLS戦でもありましたが、それを経験している以上、間違い無くエンジン破損の(以下略
練習レーン等を走ってみますがなんともないのでもう一度これで走ってみる事に。
駆動系をちょこちょこ変更しますが、速度が乗ってくるとどうしても回転落ちが出てきています。
…何せ立川は練習レーンで50m走り切れないので、30m程度13000rpmキープ出来る事を確認した上で
WR重量12gという仕様で3回目のアタックに望みますが。
エンジンがわずかにばらつき始め失速状態に…
もう伏せるのもイヤになり投げやり走法で走り切るものの、タイムは4.929_| ̄|○
…3秒台は目前だったはずなのにもうちょっとで5秒台と言う素敵タイムですが何か?
導入…ではなくテストみたいな感じで気分を切り替える事に。
前にも書きましたが、フライホイール重量的には以前のすぺさるフラホとは数十gしか違いませんが。
それでも重量は150g台なので、周りと比べても非力であろう私のエンジンに対しては、エンジンから
発生するトルクを、回転体重量物であるフライホイールと言うかローターに食われる率はずいぶん低下させる事が
出来ますね。
いや〜これも構想から実用化までが結果的に長かった事長かった事(笑
あ、ちなみに上のチャンバー写真でもピンク色の物体がくっついてますがアレは片付け前に撮った写真なので(略
13000rpmの変速回転数を維持出来る様にWRを調整、なおかつ点火時期も数種類試して4回目のアタックです。
40m地点からはまたもや微妙な失火感、キャブを再調整しているのに症状が変わらずで。
12600rpmまで落ち込みタイムも出る訳も無く4.793と。
狙い通りの特性を発揮していますが、やはり2本目からの懸念通りエンジンがもうダメです_| ̄|○
…かなりセッティングを変更したり、変速特性を変えたのにこんな状況に陥るのでは絶対無理と言う事で。
もうこの辺の具合ってのは自分が一番分かっているので、正直ココでもうあきらめムードでしたよ。
ここでガツンと性能が元に戻ればかっこ良いですけど、んな事はレースの世界ではまず無いですしね。
タイムはわざわざ書く程でもなく、後の2本は4秒後半でしたので割愛します。
最後に貰ったリザルトも家に帰ったらトランポのどこ探しても無かったし(笑
と言うか正直書きたくも無いので_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○
やはり立川はタイムが出にくい傾向にある事は間違い無いですし、今回かなり寒くて雪までちらついて
ましたから…条件的には良いとは言えませんでしたね。
シェイクダウンマシンにてかなりの好タイムを叩き出されましたよ〜
来年度は2台体制と言う事なので期待ですね。
こちらは残念ながらWR更新ならずという結果でレースを終えました。
5.312と、WRには届かずでしたが来期に繋がる好タイムですね。
アタック回数を重ねるごとに安定度がUPし、春のKLS戦に続くベスト更新となる3.737!
文句無くの好タイムでマスターズへの安定感を得ましたよ〜
ベスト更新とはならず、でした…
車体が耐えられなくなったのか、氏にしてはかなりめずらしいスタートミス等が目立ちましたが…
3秒5台を出すもののベストは更新となりませんでした。
次の課題は車体かな、と思ってみたり(汗
ですがこれではせっかくお時間割いて駄文を読んで頂いた皆様方に申し訳無いので…
自分のデータ用写真があったので「変速幅」についてちょっとだけ触れておきますね。
結果出せない人間が何言ってんだ、ってのはあるかと思いますが、それと理屈が正しいかどうかは
全く別問題ですので…こんな駄文読まれた方々の何かの参考になれば、と。
とりあえず「残った」マジックの線、お分かりでしょうか?
これ、「50mで出る速度」だと、変速回転数が12000〜13000でも、この位しか「変速幅を使っていない」と言う事なんですよね。
実質、プーリーフェイス面でも半分ちょい、3分の2程度使っていれば良い方です。
あ、落とし込み側は私はSSだと極端なベルト落としこみが大っ嫌い故この程度に留めてます。
この様にマジックで線を引いていると、確かに走行後には「どの位変速したか」が判断出来ます。
が、これは一度しか走らず、なおかつ50mのゴール後には駆動系を極力シフトアップさせずにエンジンを切ってます。
すなわち、50mで使った変速幅以上に変速を進ませずにエンジンを止めている、と言う事です。
通常はゴール後にアクセルを戻してそのまま走る(ブレーキングする)と、走行中の変速幅よりもより多く
マジックの線が消えてしまうんですよ。
特に必要以上にきっついトルクカム溝角度の場合にはこの現象が大きく発生しますね。
…「加速中だと変速が進みにくくなる様なチューン」の場合にこそ、「加速中のアクセルOFF状態」での
「駆動系のシフトアップ」が大きく出てしまうってのが面白いですが(笑
とにもかくにも、ある程度加速して変速中の状態でアクセルを戻すと、トルクカムの効きが一気に抜けて
駆動系がシフトアップ、変速が進んでしまうので、これに騙されるなと言う事を言いたいんです。
「変速」を行うなんて、SA程度ならば絶対ありえないと断言出来ます。SBでも怪しいかと思いますよ?
ちなみにですね、SAマシンで50m地点到達の速度が70km/hだとしますと、変速回転数が13000rpmで
駆動系の変速比やギヤ、リヤタイヤがノーマル風な場合、もしもノーマルのプーリーを100%使い切る程
変速が行われたのであれば、その時に出ている速度は「107km/h」程度と計算出来ますので(笑
ちなみにこの数値、実走行での負荷等の補正込みの数値で、減速比のみの最高速ではありませんので。
万が一、「加速のみで」プーリーを全部使い切っているのであれば、そんくらいスピード出て無いとおかしいんです。
常識的な駆動系構成にてプーリーを使い切っているのであれば…無茶苦茶なローギヤとかでないと不可能ですね。
SS1/32mile、この競技の50mという距離を走り切った瞬間の場合、駆動系の動きとしては
走ることはまずありえない
表現的にはよく、「あいつのマシンは伸びが凄い」とかって言われますが、それは伸びが凄いのではなく
変速開始直後の部分が上手く言ってないから後半が凄く感じるだけでは?と思ってますよ。
発進はともかく、そこからの速度の乗りってのは一定のカーブを描いて速度が上がっていかないと、
駆動系の構成が間違っている証明にしかならない…と私は分析しています。
「加速側変速中」にはパワーバンド回転数を何が何でも維持しなければならないのがスクーターなので…
エンジンの一番おいしいパワーバンド回転数を外す事と同意
どこまで回った、というのはあくまで、「変速が終了してエンジン回転数の上限まで達した」時の
エンジン回転数なのであって、「変速中」の「タコメーターに記録された回転数」が500rpmとか上下していると
変速回転数は「一番おいしいトコ」から遠ざかっている場合もある、と言う事になります。
特に、短距離用にチューンされて、パワーバンドがかなり狭いSSマシンだとこれは致命的ですよ。
WRなんて物は、「変速回転数を決定する」だけの物なので、それで走行フィーリングを換える物では無いです。
50mの走行では最低3回はタコメーターを目視しますよ。 でないと特性把握出来ませんし(笑
もちろんそれが出来ない様な直進安定性の無いマシンには作ってませんしね。
…私がSSに使ってるタコメーターは「PET2000」なので、そもそも回転数の記録が出来ないので
常にタコメーター見てますが何か?(爆
なおかつ50mの距離を走りきるだけでは、「最大変速」は絶対にありえないです。
この辺を誤解している方も結構おられる、と最近は思ってましたのでちょっと書いておきますね。
全くそれがかなわず、発言の機会も無くなってしまいそうだったので(泣
今回は適当レポのおまけとし、一部のお話だけ書かせて頂きますね。
今はこれ以上言うと説得力もさほど無いかと思いますので、ね。
本来別の所に書くべきおまけがひっつきましたが、とりあえず今回のレポートはこれだけってコトで(汗
えーとそして本当の最後に、今回の私のエンジンですが…
今回は確実に体感出来ましたが、2本目のゴール時点でこれが起こってた様ですね。
それが見事にダメだった、と言うコトで…構成や詳細は割愛しますが、原因は9割方
リング合口が掛かっていた」
これ、ウソのよーな話ですが、ある意味実験的な対策&手法で走行した今回でこれがはっきりしたんです。
リングって合口部分が一番「広がりやすい」ですし、排気ポートにリングが入ると合口側は余計に
隙間が開きますよね?
これが極限まで拡大した第3掃気の横から滑り込んでいた、って事です。
3秒台突入の為に大枚はたいてこしらえたシリンダーはたった2レースで結果も出せずパーってコトで。
もちろんピストンもリングもダメ、腰下にはまた金属的なカケラが入ってる事でしょう。
はっはっは。こういうのが3秒台はもうすぐそこ、って所でずどんとやって来るのが私らしい運の悪さですね。
…もう来期は腰下から全部作り直しますよ。
ではでは。
今期を締めくくるにはあまりにも酷い展開この上なかったですが、これにて今期のSSは終了です。
ランキング的にはSA15位で終了ですが、これでも前年度の20位よりは上がっているので良しとしましょう。
…走行的には4月のKLS戦の1発、4.093の1度しかまともなタイムが出てませんが(笑
安定性を旨とする私は、こんなまぐれ当たりみたいなのは我慢なりませんけど…
とにもかくにも、また来期も頑張りたいと思いますよ。
皆様応援宜しくお願い致しますね。
さってさって。前回のKLS戦から1ヶ月開かずにまた四国内でのSS1/32mile公式戦です。
そうです。前回のKLS戦の午前中のみ使ってみて午後から元に戻したそのパーツは…
現在SAトップのうーさんより譲り受けた、kozzy製チャンバーだったりしますが。
ですがこれ、前回のレポートのごとく全くタイムに繋げられず、エンジントラブルがあったと言う事を差し引いても
…ちなみにサイレンサージョイントのスプリングがおかしくなってるのは、前日にエンジン回してたら
でもってコチラは今期初参戦縦氏のJOG…ではなくパッソル(爆
車両を前日に縦氏が預かりひんぢ氏が会場に到着するまで数本走るという段取りですね。
サージェントM氏は前回のKLSの最後の走行で開眼した、吸気抵抗を減らす改良を行われてます。
ほいでもって…コチラはなんと関東の千葉県より来られたI氏のZU…かな?
今年度は3秒2台が出ているそうですが、何としてでもマスターズへの参戦権を得る為の大遠征、と言う事で。
で、写真はこれで終わりです(笑
でもってタイムは
4.505
…この時点で今日の運命が大体想像出来ましたが_| ̄|○_| ̄|○
同じエンジン特性なのに変速回転数が下がってしまっているのには悩みましたが、早速気を取り直して
でもってこの2回目アタックのタイムは
4.798
もちろん最後に失速感の様な物が出たのでやむを得ませんが…
しかも…この2本目のゴールラインを切った後、再加速する為にアクセルを開けると見事な失速感が_| ̄|○
…エンジンを冷やしてから再始動するとちゃんとかかり、キックも軽い事は無かったのでもう一度エンジンを暖め、
3回目のアタックまでにはさらに変速回転数を上げ、パワーバンドである13000rpm以上をキープする為に
またもや…と言いますか予想していた通り、13000rpm手前で変速を行っていき、40m付近に来るともう
でもってここで昼休みにはなりましたが…エンジンはもう仕様変更を行いたくないので、ここで例の必殺兵器の
これまたやっと実働状態にもってこれた、
M R . X Y G 氏 製
ピ ン ク ロ ー タ ー
バ ー ジ ョ ン U
以前の点火不良から原因を改良し、ちゃんと強い火を打つ様になってますよ(笑
と、そんなこんなで昼休み中にピンクローターへの換装を追え、昼からはピンクローターに合わせて
そしてピンクローターのおかげで変速開始時には13100rpmを維持しますが…
発進でトルクを食われずに回転上昇も速くなり、スタートは普通に良くなったのでピンクローターは
それでですね…もちろんこの後も試行錯誤して色々とセッティング&試走&アタックを繰り返しましたが、
気を取り直して他の方々の状況ですが…
そんな中、縦型一号の2号機(笑)をテストしつつアタックを重ねた縦氏、ベストは4.202と。
そして縦氏が駆り昼からはオーナーのひんぢ氏が駆り…最後の1本は軽量なN氏がライドしたズーマーですが
でもって待望のN氏、軽量な上にポジションが自分に合わされずに参戦した為、発進すらかなり苦労されていましたが
次に地元の雄、worksヤマナカ氏ですが…今回も安定して3秒8を出すものの、何か一発が足らない様で
そして毎回の安定度が売りのサージェントM氏、吸気抵抗低減のセッティングをしつつも、今度はパワー的に
…えーとこの位しか覚えていないのでこれでご容赦をば_| ̄|○
まず、今回私が使ったドライブフェイスの写真ですが↓
かなり単純な問題ではあるのですが、これって意外と誤解されやすいんですよね。
…ちょっと分かりにくいかと思いますが、これは後々トルクカムのコンテンツで説明しますので(汗
50mでの加速勝負だとハイスピードプーリーなんてまず必要ありませんし、プーリーを全部使い切る程の
で、結局一番言いたい事は…
まだ「加速&変速中」であり、「最大変速後のエンジン回転の伸び」で
と言う事なんです。
後、タコメーターに記録される「走行中のMAX回転数」というのは、この場合「変速回転数」と同義です。
「加速側変速中」の回転数をセッティングにより上下させてしまうのは
という事になるんです。
ちなみに私、この辺りの回転数の上下を把握する為、発進直後と加速中、ゴールライン手前と
重ねて言いますが、スクーターで一番大事なのは「パワーバンド回転数で一定変速させる」事なのです。
…実はこのあたり、自分が3秒台に突入出来れば色々とぶっちゃけようかと今期は考えていたのですが…
また
トップリングの合口が消し飛んでて
セカンドリングだけで走ってた罠
_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○
以上、前回と同じコピペ_| ̄|○_| ̄|○
まーたピストンリング1本で走行ですか私(爆
ですが今回、前回のリング合口欠けに対してちょっとした対策を講じておいたのですが、
「第3掃気ポートの「横」の面取り部に
って事が確定となりました。
という訳で。