さて、練習を繰り返し、やっとヒザが擦れ始めた「みかんドラ」ですが、ある日峠で飛び、ちょっと怪我をしてしまいました。
本人も「これではまずい」と思い、中古のツナギを手に入れました。
(ちなみにスパジオのセパレートです)
・・・そのツナギを手に入れた時、何故か私の家にツナギを置いて帰ったのです。
「??」
私は良く分かりませんでした。やっとツナギを手に入れたのだから、家に持って帰って着てみればいいのにと思いました・・・
理由は後で分かるのですが。
そうこうしているウチに次の休みになり、走りに行く事になりました。
ヤツは当然家に寄り、ツナギに着替えて峠に行き、楽しんで帰って来ました。
そしてヤツは自分の家に帰らず、私の家に来ましたが・・・ヤツは何故か
いきなりツナギを脱ぎ始めたのです
「????」
私は理解不能でした。
「なんでツナギ脱ぐの」と聞くと
「こんなの着て家に帰るとヤバい事になる」
などど言いました・・・。
なにがヤバい事になるのかよく分かりませんが、「じゃあオマエはそのツナギどこに置いとくんだ?」と聞くと、
「当然ここ。走りに行く時はここで着替えて行く」←断言
などとぬかしやがりました・・・
・・・君は人ん家の狭いガレージ(納屋とも言う)にさらに物を増やした上に専用更衣室にするつもりですか。
しかも私はこの時になるまでそのような事を全然全くこれっぽっちも聞いていませんでしたよ。ええ。
結局そのまま、なしくずし的にヤツのボロツナギは私のガレージに住み付く事になりました。
走りに行く日は必ず、家のガレージでいそいそと着替えているみかんドラを観察する事ができました。
ちなみにボロツナギ君の居住年数は約2年程でした。
実はヤツが走りに行く時には、もう一つウチのガレージでやる事があったのですが。
それは次の機会に・・・
教訓:ツナギを買う時は必ずお家の人に許可を取りましょう。