さて今回は、またまた我がチームのお騒がせ人、みかんドラについて語りたいと思います。
ヤツがそこそこ走れる様になった時には、相変わらず私の家でツナギを着込み、カウルを外して峠に旅立っていたワケです。
当時は何人か一所に行く友人知人もいましたが、家が近所と言う理由だけで、私はみかんドラと一緒に行動する事が多かったのです・・・
と言う事は、必然的に
トラブルに遭遇する確率が高い
と言う事に他なりませんね。ハイ。
今回はそんなみかんドラの、冷たくも厳しい友情についてを語りましょう・・・
ある晴れた日曜日、その日はいつものごとく「2人で峠に行こう」という事になっておりました。
もちろんヤツは私の家に押し入り、ツナギに着替えカウルを(略)で、出発しました。
実は私、その日は前日にNEWチャンバーを装着したばかりで、あまりセッティングが出せていなかったのです。
もちろん家の前で最低限のキャブセッティングは済ませましたが、実際峠の標高に合わせないと分からない物ですので、
「とりあえず走れば良い」程度のセットでした。
・・・しかしそれがこんな事になろうとは・・・
しばらく道を突き進み、目的の峠のふもとにさしかかった頃、私のDioのエンジンから異音がしはじめました。
キャブセッティングのズレがとうとう補正範囲超えたかぁ」
「これはマズいな・・・
などと専門家の様に愚痴を垂れつつ、峠に入った事による急激な気圧の変化にとまどっておりました。
・・・ごまかしごまかし走ったのですが、調子は悪くなる一方で・・・
前を走る某みかんドラは、阿呆の様に頭を振りながらウキウキ気分のご様子でしたが。
(ヤツの習性として、峠が近づくと挙動不審になる、というのがありますのでご了承下さい)
そして事件は起こりました。
なんと・・・私のDioが
「がぼぶべぼべぶべ」
などと異音を発しながら・・・エンジン回転が見る見る落ちていくのです!!
「これはマズい!!!止まってしまうッ!!!」
と思った私は、前を行く浮かれポンチに、必死で手でジェスチャーをしました。
「ちょっと待ってくれ〜エンジン止まりそう」
と叫びつつ。
もちろん前を行くみかんドラは、私の絶叫に気付いてこちらを振り返りました。
が
「サヨナラ」をするかのごとく
フル加速して行くみかんドラの姿が。
そこにはまるで
千切れんばかりに手を振りながら
「おああああぁぁぁぁぁ!!!」
どうやらあの阿呆に
見捨てられた
・・・私は当然エンジンが止まってしまい、道端でキャブセッティング&プラグ交換をするハメになりましたが。
こんな時、山の中で一人きりというのはなかなか寂しい物なんですよね・・・
小一時間ほどロスし、再度エンジンを始動させ、なんとか峠スポットに到着しました。
すると、いつぞやの阿呆が楽しげに走ってましたが。
当然私は
「なんで行っちゃうんだよ!!エンジン止まりそうって叫んだのに!!!」
と抗議しました。
「ちゃんとサヨナラもしただろ??」
するとヤツは
「え?止まると思ったから全開にしたんだけど?」
とりあえずこの阿呆をどう問いただすかよりも・・・
コヤツと一緒な時に自分がトラブルを起こした事の方が、無性に悔しかったのを覚えていますね。
・・・みかんドラはトラブルメーカーですが、他人のトラブルをさらに酷くする、といった特性も持ち合わせている様です。
無論、この後にもヤツには激しくライバル意識を燃やしていく私なのですが・・・それは又の機会にお話しましょう・・・
教訓:自走でのトラブルは鬼門 (同行者によりけりですがね・・・)